株式会社
愛知環境技術センター
Aichi Environmental Technical Center Co.,Ltd
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水質分析
飲料水水質検査
作業環境測定
騒音・振動測定
大気測定
悪臭物質測定
土壌汚染調査
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土壌汚染対策法概要
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土壌汚染調査の流れ
・基準値等
・TPH試験
廃棄物検査
シックハウス測定
油汚染対策ガイドラインの概要
油による土壌汚染対策に対する基本的な考え方については、土壌汚染対策法とは別に環境省により
「油汚染対策ガイドライン」
としてまとめられています。油による土壌汚染は、地下水への浸透のほか、油臭・油膜といった生活環境保全上の支障が生じることから社会的問題として取り上げられておりますが、環境基準を定め、その基準値を超えないように措置を求めるものではなく、油臭や油膜による不快感や違和感といった「生活環境の保全」に力点を置いて、生活環境保全上の支障を除去することを目的として行うものである。
TPH試験
鉱油類には、ガソリン、灯油、軽油、重油等の燃料油と、機械油、切削油等の潤滑油などと様々な種類があり、油汚染問題を生じさせている油の状態も様々であり、油の濃度が同じでも油臭や油膜の状況が異なるため、油含有土壌に起因する油臭や油膜の把握は、嗅覚や視覚といった人の感覚によることを基本とし、それらを補完するものとして、関係者の共通の理解を得るための手段としてTPH濃度を用いる。また、TPHとは全石油系炭化水素(Total Petroleum Hydrocarbon)の略である。
油種の同定
ガスクロマトグラフ法(GC-FID)のクロマトグラム (ASTM標準軽油 10000μg/ml)
油種の同定方法の例
@C6 〜 C12の範囲(ガソリンの炭素範囲)にのみ成分が検出されている場合は、ガソリンである可能性がある
AC12 〜 C28の範囲(軽油の炭素範囲)を主体に成分が検出されている場合は、灯油や軽油(又はA重油)である可能性がある
BC28 〜 C44の範囲(残油の炭素範囲)でも成分が検出されている場合は、重油や潤滑油である可能性がある。
Cガソリンの炭素範囲、軽油の炭素範囲、残油の炭素範囲のすべての炭素範囲で成分が検出された場合は、複数の油種が混合したものである可能性がある。
油汚染対策ガイドラインのお知らせ(パンフレット)
(環境省) *印刷の場合は両面印刷としてください。
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